冬の星空を見上げながら


冬の空を見上げてみると、他の季節に比べて沢山の星が見えてきます。

その冬の空の代表的な星座がオリオン座。
ベテルギウスとリゲルという二つの一等星を持ち、真ん中辺りで三つの二等星が整然と並んでいる、姿がとても印象的な星座です。

その近くで全天一の明るさを誇っているのが、大犬座のシリウスという星。
地球からの距離が8.6光年と近いからこその明るさとも言われたりします。

星たちが、地球に届けてくれたその姿はいつのものでしょう。
オリオン座はおよそ数百年前、シリウスは10年前の姿です。

こんな風に見ていくと、星を見上げることは遠いところから近くまでの空間の広がりと、過去から現在までの時間の厚みを、「今」という瞬間に凝縮してみているように感じませんか?

逆に、数百年前に空を見上げていた人たちのまなざしが、今オリオン座に届いたなんて考えると、飛躍して宇宙から地球を見てみたくなってきたりします。
それを可能にしてくれたのが、宇宙探査機です。
この視点の逆転が、私たちが宇宙の中の一部に過ぎないという世界観をもたらしたんだそうですよ。

宇宙の中の主体であって、主体でない。
ちっぽけな悩みも吹っ飛んでしまいそうな気がします。



ありがとうございました。
のり

(画像はお借りしています)

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