秘すれば花なり


こんな言葉があります。
「秘すれば花なり。秘せずば花なるべからずとなり。この分け目を知る事、肝要の花なり。」

花を咲かせる側が、それを観る側に、「花がみられるのだろう」と期待をさせてしまうと、たとえどんな珍しい花を咲かせたとしても、感動を与えることはなかったり、小さかったりします。
逆に、期待を抱かせない、構えさせない、つまり花を秘することによって、思いがけない花を咲かせることができたり。

鑑賞というものがついてくる世界に、特に通じるものがあるように思います。

お話を宇宙に飛躍してみると、わたしたちは、体の目に見えないブラックホールの存在を信じています。
それは、体の目に見える星の挙動が、異常さを見せてくれるから予見ができるということだそうです。

体の目で見えたものをそのまま現実だと固定化して身構えるのではなく、五感を総動員して、そこから意外性を発見する心の目を持ちたいものですね。


ありがとうございました。
のり

(画像はお借りしています)

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