下弦の月
満月を過ぎると、お月さまは少しずつ欠けていきます。
満ちたものが欠けていく、なんて言うと、やっぱり寂しさを感じてしまったりするかもしれません。
お祭りの後の静けさのような感覚に似ているような気もします。
(お借りしています)
見上げて、左側半分がみえるのが下弦の月。
上弦の月と真逆のお月さまです。
満月が過ぎてからのこの時間は、「次のはじまりの準備」のタイミングと捉えられています。
この期間は、物事の整理をしたり、「収穫」したりするのに向いている、とされてきました。
あるいは、静かにじっくり時間をかけて発展させたいものは、下弦の月に始めるのが適している、ともされています。
そしてまた、新月を迎える。
新月直前の「二十六夜月」は、夜通し起きていないと見ることができないので、江戸時代の人たちは、このお月さまを見るために宴会をする、なんていうことをなさっていたそうです。
現代でもそういうことが流行ったら、日常の中のちょっとした楽しみが増えるかもしれませんね。
ありがとうございました。
素敵な一日を☆
のり
(お借りしています)
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