エレメントと心理学的タイプ

一部で覚醒している人がいたとしても、全てに覚醒している人は、ほとんどいないでしょう。
そして、一部で覚醒しているということは、これもまたバランスを崩しているということになるから、またどこかでバランスを取ろうとするものかもしれません。

さて。
エレメント(=元素)と、心理学的タイプのお話です。
風、水、地、火。
思考、感情、感覚、直観。
問題点も挙げさせていただきます。

◇風 思考タイプ
 双子座、天秤座、水瓶座。
 社交的、概念的で合理性を好む、教養のある人々とされています。
 人生の経験をある一定の思考の枠組みに関連づけていこうとするタイプです。
 とても人間的ですが、本能的な本質からはかけ離れていると言えそうです。
 問題点は、分析したり枠組みにあてはめることができない感情面にあるとされています。

◇水 感情機能
 蟹座、蠍座、魚座。
 水の星座にとって生命の息吹きとは感情の世界とされており、これは明るい部分から暗い部分まで、すべての範囲を含みます。
 感情が自分にとって正確に感じられるか否かというのが行われる唯一の区別ですが、そこに善い悪いは存在していません。
 水のタイプは、人間のより暗い面に通じていることが多く、それ故に他者に対する同情心や感情移入にかけて長けていますし、知恵や洞察力も聡明であることが多いようです。
 大きな課題は、感情という言葉を通じてすぐに反応できない思考タイプの人々の中に見出だすことができます。

◇地 感覚タイプ
 牡牛座、乙女座、山羊座。
 実際的、能率的で常識に溢れ、現実的。
感覚が受け取るバラバラの刺激を個々に関連づけ、吟味して本質を理解し、次に進むといった具合に秩序を作り上げていくタイプとされています。
 問題点として、「子ども」になるすべを知らず、「遊び方」を知らないことが挙げられます。これが表に出てくると、自分自身の中から生まれてこようとする創造力だけでなく、他人の創造力もつぶしてしまう可能性が出てきます。
 地のタイプが自分の全体性を探究したいと思うなら、内的なスピリチュアルリアリティを探ることが必要だとされています。

◇火 直観タイプ
 牡羊座、獅子座、射手座。
 直観は主に無意識のプロセスであるため、その本質を把握するのはとても難しいです。直観機能は意識の中では、予知能力やヴィジョン、透視力などによって表されます。
 自分の心のしくみについて、科学や教育から何の洞察力も与えられていないので、そんな機能など存在しないと思われがちですし、自身も確信が持てなかったり懐疑的になったりすることも多いのが実際のところです。ですが、直観は最も高度に発達した自分の側面です。
 また、直観タイプは「子ども」の心を宿しているとされており、自分の経験を神格化しようとします。
 問題点は、物が溢れ人間がいる世界を扱うところにあります。課題として、自分自身のために肉体と関わることを学ばなければなりません。さもないと、自分の中にある理想的なイメージを求め、次から次へと新しい関係を捜し求めることになりかねないからです。

四つのエレメントについて、簡単にお話しさせていただきました。しかし、ひとつだけのエレメントや心理機能だけで成り立っている人など存在しないので、潜在的なところではバランスを取ろうとしているはずです。
ここに問題がありそうだなと思ったら、どうバランスを取ればいいか考えてみるのも素敵だと思います。

ありがとうございました。
素敵な一日を☆
のり

(お借りしています)

星読みのご依頼はこちらまで
rilapan25@gmail.com 

0コメント

  • 1000 / 1000